ナチュラルで肩の力を抜けた感じのラインアップです。外のウインドーディスプレーはカジュアルなデニムとグリッターのトップスでした。
デニムはカーゴパンツがブレイクしたLAブランド「DA NANG」から出た新しいブランド「Stitche's」です。後ろのポケットが下の方にあって周りにハンドステッチを施していて、くたっとした風合いがヴィンテージ感覚のデニムです。グリッターのノースリーブはオリジナルブランド「Changes night」の物でした。
店内に入ると、「アンダーカバー」「TOGA」に混じって、オリジナルブランド「Changes day」があり、差し込みで「ヤヌーク」「rogan」という人気のデニムが入っていました。店内左手には「Stitche's」のデニムがあり、その横に「はリーバイス」が。
真ん中のコーナーには今春一番人気の「クロエ」がずらり。ここにも「Changes day」をミックスしていました。「クロエ」のボリュームのあるエアリーなスカートは店内にあるにもかかわらず、まるでスカートの中に風が吹き込んだかのように見えました。
「ドリス・ヴァン・ノッテン」のスカートもボリューム感がありました。今回のマストアイテムのボリュームスカートが見事にそろっていました。「アレキサンダー・マックイーン」や「アン・ヴァレリー・アッシュ」も入荷していました。「エミリオ・プッチ」はリゾート風のコレクションを打ち出していました。
スプリングコート、トレンチコートは「マーク・ジェイコブス」と「Changes day」の物がありましたが、今年はどうなんでしょう。2004年はかなり売れましたが。今年はトレンチコートよりショートジャケットにファッショニスタは走ってしまいそうな。勝手な私の想像ですが。
店内の左奥はランジェリーコーナーで、「ミス・クロエ」のランジェリーがありました。奥にはキャンドルブランド「DIPTYQUE(ディプティック)」が「ジョン・ガリアーノ」とコラボレーションしたキャンドル「essence of John Galliano」を6825円で販売していました。「プレゼントにとってもいいなぁ」と思いました。
「ディプティック」は1961年にパリで創業した、「アロマキャンドルの王様」といわれる老舗メーカー。パリのスノッブな人々が買いに来るようになり、人気が出たそうです。バッグは人気の「ルエラ」や「ボトキエ」がありました。
靴は「ジミー・チュウ」を相変わらず押しています。新しく「Hollywould」のシューズが入っていました。プライスも4万円ぐらいで、「ジミー・チュウ」と比べると、一瞬、リーズナブルに感じてしまいます。
「Holywould」はニューーヨークのSOHOにある店です。デザイナーのホーリー・ダンラップ(Holly Dunlap)氏は「クリスチャン・ラクロワ」や「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のアシスタントデザイナーを経た後、店を開きました。ニューヨークのセレブリティーにも人気のあるブランドです。ゴールドの靴は1足は欲しい気分にさせてくれました。
アクセサリーは「エリクソン・ビーモン」が前回と同様にありました。「ラブレス」で見た「エリクソン・ビーモン」は大ぶりなサイズでしたが、こちらは華奢(きゃしゃ)なタイプをそろえているようです。
前回来たときよりも全体的にオリジナルの「Changes day」と「Changes night」がさらに増えていて、売り場を占める割合も高くなっていました。インポートブランドと混ぜて置いてあっても、違和感をほとんど感じさせません。
今年のトレンドのボリュームスカート、ゆるい感じの白いブラウス、ショートジャケット、刺繍物、グリッター物などをオリジナル商品でしっかりカバーしていました。プライスもインポートに比べてはるかにリーズナブルです。「インポートか、オリジナル物か、選ぶのはお客様次第」といった感じです。
2005年春2nd
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住所 渋谷区神宮前5−17−9 1階
電話 03−5464−2711
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