「バーニーズ・ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)銀座店」のウインドーディスプレーは、すっきりとしたショートジャケットに半端丈のスリムパンツという組み合わせでした。銀座という街にふさわしい都会的なミニマルデザインのディスプレーが何体も飾ってありました。
一方、反対側のウインドーには「ジョン・ガリアーノ」のチェリーとテントウ虫柄のワンピースや、「アダム・ジョーンズ(Adam Jones)」「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)「ミッソーニ(Missoni)」「ロベルト・カヴァッリ(Roberto Cavalli)」のワンピースが飾られていました。銀座や丸の内で働く女性の「オン」と「オフ」という感じでしょうか。
1階の雑貨コーナーにはもう初夏の気配が。「エミリオ・プッチ(Emilio Pucci)」の雑貨が色鮮やかに展開されていました。タオル地風のヘアバンドやバッグなど、リゾートに連れて行きたくなるような小物たち。私も一昨年、「エミリオ・プッチのタオル地のヘアバンドを「バーニーズ・ニューヨーク新宿店」で購入しましたが、今年も使えるゾとニンマリ。私はヘアバンドに、つば付き帽子を重ねてかぶっていました。エスニックやリゾートがテーマになっている今シーズンのトレンドにはピッタリの小物です。
バッグは今や「エディターズバッグ」といわれ、「バレンシアガ」に続く人気ブランド「ボトキエ」と「マルベリー」のバッグが入っていました。そんなに種類はなかったので、きっと人気で品薄なんでしょう。
2階のメーンディスプレーはニューヨークのブランド「ミリー(Milly)」でした。ニューヨークでは有名デパートで取り扱っていますが、日本ではまだ扱っているところがほとんどないと思います。それだけに注目のブランドです。
彼女の服は、どちらかといえば、お嬢様風のレディールック。ただ、今回のコレクションは「ヴァカンスを旅したサルデーニャ島がテーマ」ということで、少しエスニックテイストが加わり、今まで以上に幅が広がっています。フェイバリットカラーのピンクやブルーを中心に、鮮やかな色を使っています。お花の刺繍のホルターネック・ワンピースが5万円程度です。
「ミリー」の横には「ダイアン・フォン・ファーステンバーグ」と「ジュリア(Julia)」のラックがありました。「ニューヨークの女性デザイナーコーナー」という演出です。ワンピースの種類が多く、両ブランドともワンピースが5万円ぐらいでした。
上質なカットソーを請け負っているイタリアの老舗ファクトリーブランド「ヘリオン(HERION)」のプリント・カシュクールワンピース(ノースリーブ)がありました。見た目が「ダイアン・フォン・ファースティンバーグ」にそっくりで、間違えそうなくらいでした。3万円ほどで、割と手頃なお値段です。前回行ったとき気に入ったブランド「イーストン・ピアソン(Easton Pearson)」の新作も数点入荷していました。
今回はまた新たな気になるブランドを見付けました。ロサンゼルス出身のデザイナー「ロザエ・ニコルス(Rozae Nichols)」です。フェミニンな透ける素材に、刺繍やビーズを施したワンピースやスカート、ブラウスなどが目を引きました。特にチュールレースのターコイズカラーのビーズ付きボレロは繊細でした。お値段は6万円ぐらいでした。「バレンシアガ」のジャージ素材のAライン・ワンピースはジャージ素材なのに、立体感が出る、「バレンシアガ」ならではの美しいシルエットできれいでした。プライスは14万円ぐらいでした。
2005年春2nd
[連絡先]
店舗 バーニーズ・ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)銀座店
住所 中央区銀座6−8−7
電話 03−3289−1200
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