fashion bible ファッションバイブル

「ファッションバイブル(fashion bible)」はファッション好きのためのニュースサイトです。
ニュースは毎日、随時更新。ブランド解説、人気セレクトショップの店頭レポート、ブログも掲載しています。
女性ファッションジャーナリストでバイヤーのrieが運営しています。

newsbrandshopblogprofilelinkbbsmailhome
 
shop  
 
  (8/24 23:25) KOROMO BY RICO

 スタイリスト4人が立ち上げたセレクトショップ「KOROMO BY RICO(コロモ・バイ・リコ)」に久しぶりに立ち寄ってみました。知人のイラストレーター、MISAOさんのイラスト展が以前、ここで開かれました(blog「MISAOさんのイラスト個展」参照)。

 4人は望月唯、三田真一、長瀬哲朗、渡辺康裕の各氏。三田氏と言えば、雑誌「relax」と「ユニクロ」がコラボした期間限定ショップ「SELEQLO(セレクロ)」でのセレクトを思い出します。

 望月氏はオーナー兼デザイナーでもある「RICO」という店が代官山にあります。つい最近、MISAOさんのイラストTシャツを扱っていたので、行きました。

 「KOROMO BY RICO」の店内はヴィンテージやアンティーク家具がセンスよく置かれています。その中におもしろいアートっぽい物も配してあります。壁には三田氏が手がけた34枚のTシャツがつながって大きく張られています。その上に大きなライオンのイラストが描かれています。店内にはメンズの匂いが強く漂っています。

 ただ、意外にレディースもいい物があります。タイトでコンパクトなシルエットのジャケットやワンピース風コートなどは、三田氏のブランドでした。アーティストとのコラボレーション限定アイテムが多く、「MONTSUKI」と「KOROMO BY RICO」の限定商品もありました。

 「0(ゼロ)」というブランドのスウェットに目が留まりました。パールのスカルがキュートです。デザイナーはロンドンの名門校、セント・マーティンズで出会った男女2人ユニットだそうです。サイズはゆったりめですが、メンズかレディースどちらでも着れそうなユニセックス感がありました。

 「ACE(エース)」というドメスティック(国内)ブランドも気になりました。スウェットのワンピースやトップスは1万円ぐらいです。シルエットも凝っていました。

 このところ、メンズの服がレディース仕様になっています。ビーズやパール、リボンにフリルと、女物の飾りが男物に当たり前のように使われるケースが増えています。

 「ユニセックス」の服と言うと、これまではレディースをメンズっぽくアレンジするアプローチが主流だった気がしますが、最近はメンズがレディース化しているように感じます。「これ、かわいい」と思って手に取ったら、実はメンズだったということがしょっちゅうです。こういう点にもメンズの勢いを感じます。 2005/08/24

[関連サイト]
・セレクトショップ「KOROMO BY RICO(コロモ・バイ・リコ)」の公式サイトはこちら

>> 最新へ
>> バックナンバーへ
 
newsbrandshopblogprofilelinkbbsmailhome
fashion bible all rights reserved.