麻薬のコカインを吸ったと報じられたスーパーモデルのケイト・モス（Kate Moss）が公式に謝罪しました。所属事務所のストーム（Storm）を通じて、「私は、私にふりかかっている個人的な問題に関して、自分に責任があることを認めます」という趣旨のメッセージを発しました。ただ、謝罪はしたものの、薬物使用を認めるような具体的な言葉は発していません。

　既に香水の「シャネル（Chanel）」、ファッションの「バーバリー（Burberry）」、宝飾の「Ｈ．スターン（H.Stern）」の３ブランドがモスとの契約打ち切りを表明しています。いったんは解約を発表したスウェーデンの衣料品チェーン、Ｈ＆Ｍ（ヘネス＆モーリッツ）は契約を続ける可能性を見せています。Ｈ＆Ｍはデザイナーのステラ・マッカートニー氏がデザインした新商品を秋から発売する予定で、そのキャンペーンの「顔」としてモスを起用する予定でした。

　アパレルメーカー大手のワールドはキャリア層向けブランド「アンタイトル（UNTITLED）」の新テレビＣＭでモスを起用しています。ワールドはまだモス起用を打ち切る方針をはっきりさせていません。９月２５日午後１１時に「アンタイトル」のＣＭが流れたのが確認されています。