夏の軽装運動「クールビズ」の副産物として、さびしくなった襟周りを飾るアクセサリーが人気を博しました。その一つが、ノーネクタイ時の胸元を彩る「ボタンカバー」です。襟先にあしらう「カラーピアス」も脚光を浴びました。

　「ボタンカバー」はその名の通り、シャツのボタンにはめるカラフルなカバーです。袖のボタンにかぶせるカフス風の使い方が一般的です。絹１００％のネクタイ生地で表面を仕上げた商品が人気です。大半のものはもともとのボタンに簡単に取り付けられるしょうになっています。

　「カラーピアス」は襟先に打つピアスのことです。さびしくなった襟元から、襟先に視線を移す効果があります。襟の先端部分に金属製のキャップをはめる「カラーキャップ」も復活の兆しを見せています。