フランスの高級宝飾ブランド「ショーメ」のティアラ（額の上を飾るアクセサリー）を集めた珍しい展覧会「ショーメ　永遠のティアラ展」が８月２３日まで伊勢丹新宿本店（東京・新宿）１階「ザ・ステージ」で開かれています。合わせてペンダントやブレスレットの特別限定先行販売、スペシャルオーダーも受け付けています。

　展覧会ではパリのショーメ・ミュージアムが所蔵している貴重なティアラ５点を目にできます。１９００年代初頭のベル・エポック時代の優美な作品です。ドゥドーヴィル公爵夫人が、娘とブルボン･パルム６世との結婚式のために注文し、当主だったジョセフ･ショーメ氏が自らこしらえたティアラ「ブルボン・パルムのティアラ」（１９１９年製）は売りに出されれば１億円はするという逸品です。

　「ショーメ」は１７８０年、パリに創業した老舗。世界５大宝飾店に数えられています。ナポレオン皇帝の御用達だったのをはじめ、世界各国の王室から注文を受けて王冠や宝剣、ティアラなどを制作してきました。

　「ジュエリー･ランゲージ」というコンセプトで、「ショーメ」は２６種類の石を使ってアルファベットを考案しました。今回の展覧会に合わせて伊勢丹限定でオリジナルメッセージを込めたパーソナルジュエリーのオーダーを期間限定で受け付けています。Ｋ１８ペンダントの「ABC･ドゥ･ショーメ」です。さまざまな絆（きずな）を表現した｢リアン･ドゥ･ショーメ｣のシンプルなデザインのペンダント先行販売するほか、ブレスレットを伊勢丹限定で販売しています。

　「ショーメ」商品を輸入販売するＬＶＭＨウォッチ・ジュエリージャパンがこの展覧会をプロデュースしました。世界最大のブランド企業グループ、ＬＶＭＨモエヘネシー・ルイヴィトン（LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton）の傘下には「クリスチャン・ディオール」「ロエベ」「セリーヌ」「ジバンシィ」「エミリオ・プッチ」「フェンディ」などのブランドがあります。

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