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  (8/16 12:34) [news] 和の手ぬぐいがマフラーに

 手ぬぐいの復権がマフラーにも及んでいます。高島屋新宿店は8月24日〜9月6日、「手ぬぐいショップ」を1階の婦人洋品売り場の特設会場に設けます。目玉商品は手ぬぐいマフラーです。

 夏場にどうしてマフラーを、と思う人も多いでしょうが、近年、薄手のマフラーは冷房・日焼け対策に使う人が増えています。

 伝統的な和風柄をアレンジしたデザインが不思議なレトロ感を醸し出します。約50種類が販売される予定です。綿100%のガーゼ素材で、吸水性や速乾性に優れています。

 手ぬぐいマフラーはマフラーとハンカチの両方の機能を兼ね備えています。女性の場合、マフラーで汗を拭くのはあまり一般的な使い方ではないかもしれませんが、男性には重宝されそうです。価格は2000円前後です。

 マフラーのほかにも、手ぬぐい地を使ったバッグやポーチ、帽子、Tシャツなど、全部で約500点を取り扱います。京都の老舗「永楽屋細辻伊兵衛商店」の新ブランド「RAAK」(ラーク)の商品を主に展開します。

 すぐ乾き、折り畳みやすい手ぬぐいは見直しが続いています。バンダナ代わりに首や頭に巻いたり、デニムのポケットからのぞかせたりと、使い方も広がっています。 手ぬぐいの隅を数枚縫い合わせてスカートに変身させたり、小袋やクッションカバーを作る人もいるそうです。

 東京・代官山の手ぬぐい店「かまわぬ」は手ぬぐい復権の火付け役となったショップです。手ぬぐい卸の老舗、宮本は手ぬぐいの技術を使って染めた子供服やトートバッグを発売しました。手ぬぐいの復活と用途拡大はこの先もしばらくは続きそうです。

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