クリス・リュー(Chris Liu)はロンドンのファッションシーンでもっとも注目されている新進気鋭の若手のデザイナーの一人です。彼の服はパリの「マリア・ルイーザ(Maria Luisa)」などの高級ショップで売られています。「Chris&Tibor」は彼がグラフィックアーティストのTibor Matyasとのコラボレーションで設立したメンズのアクセサリーブランドです。
彼らのバッグはリューのインテリジェントで高級感あふれるデザインと、Matyasの細部に対する斬新な目が融合して作り出されたソフトレザーバッグです。腰の辺りでのハングを可能にしたウルトラロングのハンドルと開きやすいセンタージップ、コントラストを用いた縫い目(パイピング)を施してあります。ディテールはカスタムオーダー可能です。
ロンドン、香港の高級百貨店「ハービー・ニコルス(Harvey Nichols)」で12月から販売される予定です。これらのバッグはまさに彼らの評判にふさわしい逸品です。
「カルバン・クライン(Calvin Klein)」はプレミアムデニムコレクション「39」をリリースします。すべてハンドプリント、手刺繍が施された25種類のスタイルをメンズ、レディース両方で展開します。300を超える欧州の店舗で取り扱われます。
トム・フォード(TomFord)とともにかつて「グッチ(Gucci)」のデザイナーだったクレア・ウェイト・ケラー(Clare Waight Keller)が、5月に辞任した前デザイナーの代わりに、「プリングル・スコットランド(Pringle of Scotland)」のクリエイティブディレクターに指名されました。同ブランドは厳しい時期を脱することになりそうです。
「アディダス」はライバル会社の「リーボック」を買収します。「リーボック」は子会社になり、「アディダス」と合わせて「ナイキ」に続く業界第2位の規模のフットウエア企業の誕生となりました。
「アディダス」のプロモーションに起用されているセレブリティーにはサッカーのデビッド・ベッカム(David Beckham)や歌手のミッシー・エリオット(Missy Eliot)らがいます。「リーボック」が若い層へのアピールを狙って、ラッパーの「50セント」を起用しています。
英国のポップグループ「カサビアン(Kasabian)」が「プラダ」の新しい顔になりました。「コム・デ・ギャルソン(COMME des GARCONS)」がスイムウエア・ブランド「スピード(Speedo)」」とコラボレートした2006年春夏物が9月にパリでお披露目されます。英国の若手デザイナー、キム・ジョーンズ(Kim Jones)はバッグブランド「マルベリー(Mulbery)」とコラボして、シンプルなメンズのバッグを手がけました。
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「ファッションバイブル」海外特派員 テット・ヤップ(Tet Yap)
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