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  (8/8 10:25) [news] マリリン・モンロー他殺説が再浮上

 ハリウッドの往年の大女優、マリリン・モンローの死に他殺説が再浮上しました。8月5日は没後43年に当たります。この日に合わせて、モンローが死の直前に録音したというテープを起こしたとされる文書が米国の有力新聞「ロサンゼルス・タイムズ」紙に掲載されました。従来の自殺説に疑いを抱かせる内容です。

 モンローが自分で吹き込んだテープを、当時の検察官が聞いて書き写したという文書です。モンローはシェークスピア劇の映画化に取り組むため、せりふの練習をしていたそうです。自分の映画作品への投資計画も語っていたといいます。同紙はこれほど前向きに人生を設計し、俳優として仕事を準備していたモンローが突然、自ら命を絶つのは不自然ではないかという疑問を呈しています。

 モンローの死因については「睡眠薬の過剰摂取による中毒死」と警察当局が断定しています。自殺ではないかというのが公式見解です。しかし、他殺説は根強く存在しています。

 モンローは「寝るときに身に着けるものは?」と尋ねられ、「シャネルのNo.5」と答えたエピソードで有名です。この発言は日本でのものです。モンローは1954年2月、元ニューヨーク・ヤンキースの強打者、ジョー・ディマジオとの新婚旅行で東京を訪れました。東京・内幸町の帝国ホテルで記者会見に臨んだときの言葉が「シャネルのNo.5」でした。日本の敗戦からわずか9年の出来事でした。

 しかし、モンローの結婚生活は9カ月後に破たんします。その8年後、ロサンゼルス郊外の自宅で、彼女は36歳の若さで一人で世を去りました。彼女が遺した名言の通り、最期の姿は全裸でした。

 16歳で工員と最初の結婚をしましたが、すぐに離婚しています。ディマジオと離婚した2年後の56年、劇作家のアーサー・ミラーと結婚しましたが、61年にまた離婚。その翌年の62年8月5日、亡くなりました。

 死の一因として今なお取り沙汰されているのは、死の当時の米国大統領、ジョン・F・ケネディ、さらにその弟で司法長官だったロバート・ケネディとの関係です。モンローは、権力の絶頂にあったこの兄弟と交際していたと伝えられています。その関係を清算するために謀殺されたという説は米国では一部で固く信じられています。現在、「シャネル」のイメージキャラクターになっているのは、ハリウッド女優のニコール・キッドマンです。

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