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(8/2 23:47) [news] 安田成美、小雪がオンワードの「顔」に
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オンワード樫山が女優の安田成美、小雪を相次いで自社ブランド「自由区」、「エニィファム(anyFAM)」「エニィスィス(anySiS)」の広告キャラクターに起用しました。安田は38歳、小雪は28歳と、ちょうど10歳離れています。
30〜40歳代向けのレディースウエア・ブランド「自由区」は2005年秋で5周年を迎えます。イメージキャラクターは女優の賀来千香子、鈴木京香に次いで3代目。9月1日からキャンペーンがスタートします。
安田はコーセーの30代後半以降の女性向け化粧品ブランド「グランデーヌ」のキャラクターも務めています。2003年5月に第3子を出産した後、同秋から仕事復帰しました。夫はとんねるずの木梨憲武です。
「エニィファム」「エニィスィス」は郊外型ショッピングセンター(SC)向けのレディースウエア・ブランドです。小雪は2001年にパリコレクションでゲストモデルを務めました。両ブランドがターゲットとして設定している20代女性から支持されていることが、起用の理由とみられます。両ブランドは2005年夏から、「組曲ファム」「組曲スィス」からそれぞれ名前を改めました
「エニィファム」は団塊ジュニア世代の母とその子供が主なターゲット。ブランド名変更に合わせて、カジュアルテイストを強めます。デニムパンツを強化しました。「エニィスィス」は20代の女性向け。今回のブランド名変更を機に、割安感のある商品を増やしました。雑貨アイテムも強化しています。「組曲ファム」は2000年に、「組曲スィス」は1999年に立ち上げました。
今回のブランドテコ入れの背景には、SCのマーケット規模が拡大している半面、ブランド間の競争が激化している事情があるようです。消費者ニーズが多様化しているのを受け、売り場構成も変化していて、ブランドの設定を見直す必要に迫られているという事情もあります。
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