米国の有力経済誌「フォーブス（Forbes）」が選んだ「世界で最も影響力のある女性１００人」で、スーパー大手のダイエーの会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）の林文子氏が６６位にランクインしました。５９歳。日本人では林氏が最高でした。１００人に選ばれたのは、林氏だけでした。

　林氏は前ビー・エム・ダブリュー（ＢＭＷ）東京社長です。ダイエーは丸紅と投資ファンドのアドバンテッジパートナーズの企業連合が経営再建をバックアップしています。

　ファッション関連では６３位に「バーバリー」のローズマリー・ブラヴォー（Rose Marie Bravo）ＣＥＯが入ったのが最高です。６０位に「ギャップ（Gap）」ブランドの共同創業者、ドリス・フィッシャー（Doris Fisher）氏が入りました。

　全体のトップは２年連続で米国のコンドリーザ・ライス（ Condoleezza Rice）国務長官。２位は小泉純一郎首相との会談を直前でキャンセルし話題を呼んだ、中国の呉儀副首相でした。

　近年、日本でも女性経営者が増えてきています。元テレビキャスターの野中ともよ氏は６月、三洋電機の会長兼ＣＥＯに就きました。下着販売会社のシャルレは２００４年、元女子バレーボール日本代表の三屋裕子氏を社長に迎えました。

［関連サイト］
・「フォーブス（Forbes）」の「世界で最も影響力のある女性１００人」のページはこちら