子供服専門店を経営するギンザのサヱグサが本店の「ギンザのサヱグサ　ザ・メインストア銀座」で高級子供服のオーダーメードの取り扱いを始めました。専用サロン「ビスポーク・チャイルド」を設け、大人同様、丁寧に注文を聞いて仕立てるそうです。

　子供や保護者の希望を聞き取って、デザインや生地を選んでもらい、全身を採寸してぴったりの服をあつらえます。欧州製の生地を主に使い、日本の職人が縫製するという、「英国屋」「銀座山形屋」のような紳士服テーラーと似た製法で、１着しかないその子供だけの服を作り上げます。

　パターンオーダーとフルオーダーの２種類があり、価格はフルオーダーの場合、１５万円を超えるそうです。同社は１８６９年（明治２年）に東京・銀座で店を開いた、銀座の中でも指折りの老舗です。