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  (7/2 15:27) [news] 「バナナ・リパブリック」が9月、銀座と六本木に出店

 カジュアルウエア店を展開しているギャップ(GAP)傘下のブランド「バナナ・リパブリック(BananaRepublic、以下パナリパ)」が9月、プランタン銀座モード館(東京・銀座)と六本木ヒルズ・ノースタワーに出店します。さらに同時期にもう1店、東京に出店する予定です。

 「バナリパ」はギャップのブランドでは最高級カジュアルに位置しています。「バナリパ」ブランドは日本に初進出となります。北米以外への出店も日本が初です。

 プランタン銀座には9月1日、オープンします。1階と地下1階に入居します。六本木ヒルズ店は9月3日の開業予定です。どちらもメンズ、レディース両方を扱います。銀座と六本木の店舗は米ギャップの日本法人、ギャップジャパンが運営します。

 「バナナ・リパブリック(バナナ共和国)」とは、中南米の小国、ホンジュラスなどのように、国の経済をバナナ輸出に頼る国を指す言葉です。こうした国に対する軽蔑的なニュアンスが含まれています。中南米に力を持つ、米国資本の多国籍企業、ユナイテッド・フルーツの別名でもあります。

 「バナリパ」の主なターゲットは20代後半〜30代。「ギャップ」系列のブランドの中では最もグレードが上で、平均価格帯も高い。素材にカシミヤを使った商品もあります。

 サファリルックや旅行用品の小売店として知られていましたが、1983年にギャップが買収しました。店舗の内装もアフリカのサファリで使う狩り小屋を思い起こさせるような雰囲気。洗練されたサファリ感覚が売り物です。米国には小さいサイズに絞り込んだ店舗「バナナ・リパブリック・プティート」もあります。

 米国のカジュアルウエアとしては「アバークロンビー・アンド・フィッチ(通称「アバクロ」)」も2007年をメドに日本に進出する方針とされます。日本でアメカジ同士の競争が激しくなりそうです。

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