ニューヨークコレクションが若手デザイナーや新進ブランドを締め出そうとしているかのような動きを見せました。次回以降の出品・参加料を約５０％値上げすると発表したのです。対象は若手デザイナーや新進ブランドが主に参加している、最も小さいサイズのテントです。

　最小テントへの参加料はこれまでの１万８０００ドルから、約５０％アップの２万６０００ドルに引き上げられました。見返りにテントのサイズがいくらか大きくなるそうです。ただ、ぎりぎりの予算で参加している若手デザイナーや新進ブランドにとっては、コレクションに参加する意義をあらためて考え直してしまうきっかけともなりそうです。