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(6/9 12:01) [news]カール・ラガーフェルドが新ライン
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「シャネル」「フェンディ」を手がける大御所ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド氏が2006年から新ライン「カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)」を立ち上げます。「ラガーフェルド・ギャラリー(LAGERFELD GALLERY )」ブランドを2004年12月に買収した、米国のアパレル企業、トミー・ヒルフィガー社(Tommy Hilfiger Corp)が展開します。「ラガーフェルド・ギャラリー」の半額程度の価格設定になるそうです。
「トミー・ヒルフィガー」はカジュアル主体のブランドであり、今回の新ラインはラガーフェルド氏のテイストを「トミー・ヒルフィガー」に持ち込んだ結果とみられます。イメージとしては、ラガーフェルド氏が2004年、欧米で低価格衣料店チェーンを展開するスウェーデンのヘネス・アンド・モーリッツ(H&M)と組んで売り出した低価格商品「カール・ラガーフェルド・フォー・H&M」よりは高級で、「ラガーフェルド・ギャラリー」よりはカジュアルという線を設定しています。デニムやスポーツウエアなどを含み、幅広いライフスタイルに対応したラインとなるようです。
ただし、ラガーフェルド氏本人がすべてを取り仕切るのではなく、「ヘルムート・ラング(Helmut Lang)」でコンサルタントを務めたメラニー・ウォード(Melanie Ward)氏がクリエイティブディレクターに就きました。ウォード氏がラガーフェルド氏に協力するという態勢です。ただ、現実的にはウォード氏が大半のデザインを手がけることになるのではないかとみられています。
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