ヒップを美しく見せ、ヒップダウンを防ぐという「ヒップのブラジャー」の人気に火がつく気配です。着け方はヒップの大半を開放したまま、帯状の布で下から支える形です。

　米国から輸入されている「ビニキ（BINIKI）」はショーツの枠取りの部分だけを残したような形で、ショーツの上に重ねて着けます。ヒップと太腿の脂肪を持ち上げる効果があるそうです。ガードルのように締め付けないで、持ち上げるので、ヒップのシルエットを損なうことはないというふれこみです。

　「ビニキ」の考案者は米国人女性のキャレン・ハート氏です。日本ではスマートビジョンが総代理店となっています。税込み販売価格は１個５０４０円。サイズはＳ、Ｍ、Ｌがあります。

　日本でもワコールが３月、ショーツの一種として「ヒップアップソング」を発売しました。ヒップの丸みをつぶさず、脚を長く見せる工夫がポイントです。ローライズのジーンズやパンツを格好よく着こなすための下着として位置付けています。英語の「ソング（thong）」とは「ヒモ」という意味。具体的にはいわゆるＴバック型のショーツを指します。同商品は前から見ると普通のショーツに見えますが、後ろから見ると、ヒップの「ホッペ」が露出し、ヒップと太股との境目部分に布があるという形です。

［関連リンク］
・「ビニキ（BINIKI）」の紹介サイト
http://www.hipupbiniki.com/index.html

・ワコールの「ヒップアップソング」紹介ページ
http://www.wacoal.co.jp/company/newsrelease_n/index.html