米国のバッグブランド「ハンティングワールド（Hunting World）」は新デザイナーにクリス・ホッジ（Chris Hodge）氏を起用しました。同社が社外からデザイナーを迎えたのは初めてです。ホッジ氏は「グッチ」「ボッテガ・ヴェネタ」「サルバドーレ・フェラガモ」などのイタリアブランドでデザイナー経験があるそうです。

　新シリーズは８月に全世界で発売されます。「ハンティングワールド」のシンボルとなっている仔象のロゴマークを金属製にするそうです。

　同ブランドは創業４０周年を機に、新デザイナーを起用しました。日本は全世界の売り上げの約４０％を占める最大市場です。

　サファリツアー会社を経営していた創業者のロバート・Ｍ・リー氏のサファリ体験を参考にバッグを中心にした幅広い商品を提案しています。深緑色のナイロン製バッグが有名。ポリウレタンをコーティングしたナイロン地、ウレタン、ナイロンジャージの３層からなるお得意の「バチュー（Battue）クロス」を使った「バチュー」シリーズで知られています。

　創業者のボブ・リー氏は「冒険家」のための装備をイメージして１９６５年にブランドを立ち上げました。リー氏は熱心な環境保護主義者でもあり、ロゴマークの牙のない仔象には「探検」「自然保護」「教育」を意味する文字が英語で書き添えれています。

［関連リンク］
・「ハンティングワールド」の公式サイトhttp://www.huntingworld.co.jp/