東京・銀座の百貨店、プランタン銀座で販売員らがアロハシャツ姿で接客を始めました。６月は３〜５日の３日間、全館で実施するそうです。

　同店が開催している「アロハ！ハワイフェア」の一環です。アロハシャツやハワイアンジュエリー、ハワイアンキルトなど、ハワイに関係の深い商品を販売しています。

　環境省が提唱している夏の軽装「クールビズ」を先取りした格好です。「クールビズ」に合ったアイテムとしてアロハシャツを推しています。同店では販売員以外に、営業や経理などのセクションでもアロハシャツを着ているそうです。

　プランタン銀座の新社長に、三越の執行役員で新宿店店長だった高橋良明が決まりました。三越はプランタン銀座に３０％出資しています。三越が社長を派遣するのは、２代連続となります。

　あまり知られていませんが、プランタン銀座は読売新聞グループ傘下です。もともとはダイエーの子会社でしたが、ダイエーの経営再建を進める過程で、ダイエーの保有株を読売新聞側が引き取る格好で、ダイエーの手を離れました。

　どうして異業種の新聞社が百貨店を買収したかと言えば、そもそも同店の土地・建物は読売新聞側の持ち物で、プランタン銀座が賃借していたからです。２００２年に読売新聞グループ傘下となった際、三越も資本参加しました。