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(5/9) 「マリ・クレール(marie claire)」がチャリティ
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女性誌「マリ・クレール」(アシェット婦人画報社)が「赤ちゃんと子供の命を守ろう!」というメッセージを込めた「ホワイト・キャンペーン2005」を展開しています。5月22日まで同誌サイト上で「クロエ」のフィービー・フィロ氏や「ケンゾー」のアントニオ・マラス氏が手がけたドレスや、著名人のサイン入りTシャツをチャリティオークションにかけています。収益の一部はユニセフへ寄付され、赤ちゃんと子供たちのために使われるそうです。
チャリティ・ネットオークションの対象は特別製の純白のドレスや靴など。幼い子のイノセント(無垢)さや無邪気さなどを白に象徴させています。白地に「WHITE」というキャンペーンロゴ、さらにメッセージやサインを書き込んだTシャツもオークションで販売しています。
オークションにドレスを提供したブランド、デザイナーは「ダナ・キャラン」「ヴァネッサ・ブリューノ」「アニエスベー」「A−POC」「メゾン・マルタン・マルジェラ」「マノロ・ブラニク」など。メッセージやサインを書き込んだTシャツは約70点。この「一点物」のTシャツ作りに協力したのは、「アルベルタ・フェレッティ」「ミッソーニ」「ヨシエ・イナバ」「エトロ」「アンダーカバー」「ツモリ・チサト」など。作家の町田康氏、現代アーティストの草間彌生氏、グラフィックアーティストのエドツワキ氏らの著名人も参加しています。
「マリ・クレール」はフランス発の大手女性誌。フランスでは女性誌としては最大の部数を誇っています。日本版は近年、モードやカルチャーに加えて、女性のライフスタイルを編集方針の柱に据えています。
ブランドのライセンス事業に積極的で、服飾・雑貨の様々な商品にそのブランドが使われています。東京・自由が丘の商店街が1984年、通りの名称を「マリ・クレール通り」としたことでも有名です。
「マリ・クレール」とは、フランス語で「賢い女性」という意味。フランスで37年に創刊されました。日本版は82年に旧中央公論社が発刊しました。
80年代半ばには知性的でハイブラウな編集スタイルで注目を浴びました。映画や文芸に優れた書き手を起用した、女性モード誌としては異例とも言える編集の陰には、後に書評誌「リテレール」を創刊した編集者、安原顕氏の存在がありました。
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