ベビー服を手がけるデザイナーやブランドが相次いでいます。「ルイ・ヴィトン」の主任デザイナーでもあるマーク・ジェイコブス（Marc Jacobs）氏は自分の名前を冠したブランド「マーク・ジェイコブス」でベビー服をスタートさせる見込みです。「フェラガモ」は日本でベビー靴の取り扱いを開始。「クリスチャン・ディオール」も子供服の販売を始めました。

　アディダスジャパンは４月下旬から、初のベビー服シリーズ「インファント・ベビー　カテゴリー」を発売しました。これまでは２〜４歳児向けだけの展開でしたが、「インファント（１児未満）」と「ベビー（２歳児まで）」を投入しました。英国ブランドの「バーバリー」を手がける三陽商会は２００５年春夏物から、デザインを一新した乳幼児服の取り扱いを始めました。

　伊勢丹新宿本店（東京・新宿）は高級ベビー服を集めたセレクトショップ「リ・スタイル　ベビー」を２月にオープンしました。「アンダーカバー（Under Cover）」や「マルニ(Marni)」の子供服をそろえています。取り扱いブランドは「クレメンツ・リベイロ（Clements Libeiro）」「ルシアン・ペラフィネ（lucien pellat-finet）」「ミナ・ペルホネン（mina perhonen」など。デニムブランドの「トゥルー・レリジョン（True Religion）「フルカウント（FULLCOUNT）」「ペーパー・デニム（Paper Denim）」なども扱っています。

　高島屋は玉川店（東京・世田谷）の子供売り場を約２００平方メートル増床しました。「ジル・スチュアート」「ミス・ブルマリン」など、の子供服売り場を新設しました。