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(5/2) 航空ファッションに注目
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航空会社の客室乗務員のファッションが注目を呼んでいます。東京・銀座の銀座三越は、エミリオ・プッチ氏が客室乗務員の制服を手がけた、米国の伝説の航空会社「ブラニフ・インターナショナル(Braniff International)」のバッグを復刻販売しました。
ブラニフ航空の制服は、プッチ氏がシーズンごとに新作を発表しました。現代彫刻家、アレキサンダー・カルダー氏が機体のペインティングを手がけました。カルダー氏は「動く彫刻」であるモビールを創始したアーティストとして知られています。ミッドセンチュリーの代表的デザイナー、アレキサンダー・ジラルド氏がロゴやインテリアを担当しました。
銀座三越は同航空の人工皮革のショルダーバッグを復刻販売しました。当時、機内販売されていたバッグはデイパックに作り替えました。Tシャツもあります。2階にある自主編集スタイルの雑貨セレクトショップ「ニューヨークランウェイネクスト」で取り扱っています。
同航空は1928年の創業。ファッション、デザインを前面に打ち出した初の航空会社として航空史に名前を残しています。1960〜70年代に人気を博しましたが、後に経営が行き詰まりました。
全日本空輸は5月1日、客室乗務員らの制服を一新しました。この刷新に合わせて、羽田空港で歴代の制服を一堂に披露するファッションショーを開きました。「A/T」「アツロウ・タヤマ(ATSURO TAYAMA)」ブランドで知られるデザイナーの田山淳朗氏が手がけました。
現役の客室乗務員を起用して、過去8代の制服を復活させました。全日空の制服刷新は90年以来、14年6カ月ぶり。
大韓航空も3月、新制服を発表しました。デザインを任されたのは、イタリアのデザイナー、ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre)氏。デザイン変更は14年ぶりです。
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