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(2/14) アフリカンの誘惑
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2005年春夏はアフリカンファッションがヒートアップしています。2005年春夏パリ・コレクションではジャン・ポール・ゴルチエ氏が「エルメス」で、リゾート地でのサファリファッションが登場。サファリルック、マリンルックを対比して見せました。薄茶色のサンドカラーがベースとなっています。
ミラノでは「ドルチェ&ガッバーナ」がアフリカを前面に押し出したコレクションを展開しました。パイソン(蛇)柄やワニ革をあちこちに配し、写真家のアービング・ペン氏が伝えたアフリカの世界をランウェイに再現しました。
「マックス・マーラ」は「テーラード・サファリ」を提案。アフリカをイメージさせるニュートラルカラーを多用しました。アニマル柄とフローラルプリントを重ねる演出も見せました。
新たに「グッチ」を率いるアレッサンドラ・ファッキネッティ氏もサファリジャケットを投入。「プラダ」もイブニングドレスに孔雀(くじゃく)の羽根飾りをあしらったほか、孔雀の羽根のスカートに鳥のアップリケを施しました。大地の息吹を感じさせる深い土色を採り入れていました。
「ブルマリン」もデザイナー自らのアフリカ旅行をモチーフに。「ケンゾー」のアントニオ・マラス氏はアフリカを正面からテーマに据え、ライトグリーンのプリント柄を躍らせました。「エミリオ・プッチ」はプリント柄にアフリカンモチーフを使っています。「エトロ」はアフリカの民族衣装からインスパイアされたデザインの服に、動物モチーフをマッチさせました。「キャシャレル」は綿素材を多用。バティック模様のコットンバッグも売り出します。
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