帽子がストリートファッションの定番となる中、帽子専門店「CA4LA（カシラ）」が勢いづいています。ハンチングとキャスケットが人気商品となり、性別を越えたファッションアイテムとして、百貨店やファッションビルでも帽子店を相次いで出店させています。

　「CA4LA」を運営しているのはウィーブトシ。2004年９月、代官山店を移転オープン。同７月には原宿本店を改装オープンしています。３月にはいよいよ伊勢丹新宿本店に進出するようです。高校生・大学生を狙ったレディース売り場「シンデレラシティ」の改装に伴い、「ファッションの伊勢丹」に乗り込みます。

　約８割が独自商品という品揃え。しかも毎週、新商品を投入しています。ウィーブトシの吉沢利男社長は帽子デザイナーではありません。1980年代後半、東京・上野のアメ横でスポーツキャップの並行輸入店「ウィーブトシ」を開いたのが振り出し。96年に原宿に進出しました。

　「CA4LA」のほかにも「帽子屋OVERRIDE9999（オーバーライド・ナインバイフォー）、「シャズボット（Ｓhazbot）」、「ハットジャズ」（東京・代官山）などの帽子専門店も人気を集めています。帽子人気が定着してきたのを受けて、第２、第３の「CA4LA」が出現しそうな気配です。

［関連リンク］
・「CA4LA」の公式サイト　http://www.ca4la.com/