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(1/26) パイソン柄にご注意
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蛇のウロコ模様がインパクト十分の「パイソン(python)柄」が2005年春夏物に目立ちます。「パイソン」とはもともと英語でニシキヘビなどの大きい蛇を指す言葉です。特にアミメニシキヘビは全身にダイヤモンド形の模様があるため、特に装飾性が高く、人気があります。
パイソン柄は2004年から一部のブランドが力を入れていましたが、2005年はいよいよラインアップが揃ってきました。
2005年春夏ミラノ・コレクションでは「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」がアフリカの世界をテーマにしたコレクションの中にパイソンをふんだんに採り入れていました。セクシーさや野性味をアピールする狙いがあるようです。
「ミュウミュウ(miu miu)」は2004年秋冬物の靴でパイソンをアピール。「フェンディ(FENDI)」も新作バッグ「ヴァニティ(VANITY)」でパイソンを使いました。
バッグや靴だけではなく、ジャケットやスカート、キャミソールなどにもパイソン柄が広がっています。ハードになりすぎないように、パイソン素材をピンクやシャーベットグリーンなどのパステルカラーで染めた商品が増えています。シルバーやゴールドのメタリック加工も人気があるようです。
ただ、パイソン素材は早くも品薄状態。最近は牛革などを加工してパイソン風に見せる技術も使われています。パイソン柄の商品を買うときは、本物ノパイソン素材か、加工物かをよく確かめてから買うようにしたいものです。
[関連リンク]
・「ドルチェ&ガッバーナ」(ブランド解説)
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