「ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）」ブランドの創業150周年を記念した回顧展「ルイ・ヴィトン　時空を超える意匠の旅」が１月21日〜３月21日、森アーツセンターギャラリー（東京・六本木）で開催されます。150年前の創業時に造られた木製トランクや、現代アーティストの村上隆氏とのコラボレーション作品など約100点が展示されます。

　パリのエッフェル塔をイメージしてトランクを積み上げた「トランクタワー」は高さ６メートルを超え、見る者を圧倒する迫力です。「Ｌ」と「Ｖ」を組み合わせたモノグラムモチーフに桜の花をあしらった村上氏デザインのバッグも展示。馬車、鉄道、自動車、飛行機と、旅を支える移動手段が進歩するにつれ、トランクやバッグの形態が変化していった過程が分かるコーナーもあります。

　会場デザインは、東京・表参道の旧同潤会アパートの再開発事業「表参道ヒルズ」を手がける建築家・安藤忠雄氏率いる安藤忠雄建築研究所が担当しています。「表参道ヒルズ」は今回の展覧会会場でがある「六本木ヒルズ」と同じく、森ビルが開発主体となっています。 　入場料は一般1200円、大学・高校生が1000円、４歳〜中学生は500円。会期中は無休。主催は読売新聞東京本社と森アーツセンター。