(1/25) パリ・オートクチュールに「アルマーニ」が初参加
2005年春夏パリ・オートクチュール(高級注文服)コレクションに、イタリアの大物デザイナー、ジョルジオ・アルマーニ氏が初参加しました。1月24日に始まったコレクションで幕開けを飾るという華々しいデビュー。プレタポルテ(既製服)での実績を引っさげて、「新人」らしからぬ堂々の初舞台となりました。
新コレクション「ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(Giorgio Armani Prive)」の評判は上々。当初は2回の予定だったショーを3回に増やした辺りからも手応えが感じられます。力を入れていたのがシルクドレス。膝から先がマーメイド風に広がった作品や、肩や背中を大胆に露出したデザインが目を引きました。「プリヴェ」とはフランス語で「プライベート」という意味だそうです。
今回はオートクチュールとあって、刺繍(ししゅう)や生地選びに、プレタポルテ以上に贅を凝らしていました。服のために作ったジュエリーとの組み合わせでゴージャス感を高めています。アルマーニ氏らしい流麗なラインはオートクチュールのイブニングドレスでさらに際立っていました。目の辺りまで顔を隠す大ぶりの帽子やかぶり物がアクセントになっていました。
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