石川県金沢市で社長ミーティングがあったので、日帰り出張で行って来ました。本社が金沢にあるんです。
金沢出張は2回目ですが、日帰りで余裕で行けてしまいます。朝一の飛行機でフライト時間はたったの1時間。しかし、朝一の飛行機は意外にも満席です。
そうなんです、今はビジネスマンのほとんどが日帰り出張なんです。朝一の飛行機に乗れば、午前中の会議に間に合います。私もこの日は朝10時からミーティングでした。
ミーティングを終えた後、社長が「金沢21世紀美術館」の話をしてくださいました。2004年10月に完成した同美術館は広く注目されているそうです。社長は石川県繊維協会の会長を務めていて、金沢の文化にもとても詳しいのです。
建物へのこだわりや、金沢芸術大学の話などを聞いて、金箔や織物といった、日本の伝統ある手工芸品を海外に発信することによって、職人を芸術家やアーティストとして紹介できるのではと思いました。「北陸の小京都」と呼ばれる金沢は江戸時代、加賀前田家・百万石の城下町として栄え、全国の生産量のほぼ100%を生産する金箔をはじめ、加賀友禅、蒔絵、九谷焼、漆器などの伝統工芸が発達しました。
特に興味を持ったのは「金沢21世紀美術館」グッズです。写真を見せてもらったところ、「和風Tシャツ」や「水引アクセサリー」など、和の伝統が今風のグッズに変身しています。ニューヨーク近代美術館の「MOMAグッズ」や東京都現代美術館の「motグッズ」のようです。
夕方、東京に戻る前に「金沢21世紀美術館」に寄ってみました。残念なことに、その日は休館日でしたが、外観は十分見ることができました。
贅沢に横に広い全面ガラス張りの大きな建物。外には丸いシルバーの椅子がオブジェのようにきれいにレイアウトされています。入り口にはプールと椰子の木があり、リゾート地のようです。
スタイリッシュなデザインの建物の中にリゾートがある、コンテンポラリーアートのような美術館です。休館日だったため、「金沢21世紀美術館」グッズは見ることができませんでしたが、この美術館は行く価値がかなりあると思います。2004年9月にベネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を取ったそうです。
[関連サイト]
・金沢21世紀美術館の公式URL
http://www.kanazawa21.jp/ja/index.html
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