東京・表参道のセレクトショップ「dual(デュアル)」にお邪魔しました。店内に入って最初のラックには、「ギャスパー・ユルケヴィッチ(Gaspard Yurkievich)」の商品が並んでいました。
パリコレクション参加のアヴァンギャルド系ブランドです。ノースリーブのタンクトップがそろっていました。オーバーサイズ風に着れそうなタンクトップに目が留まりました。ブラウス感覚で使えて、重ね着もできそうです。「ギャスパー・ユルケビッチ」はウエッジソールのサンダルも。ラメが入っているものが多く、遊び心が感じられます。サンダルも何種類かそろっていました。
「イザベル・マラン(Isabel Marant)」のコロンとした丸っこいバレエシューズはとってもキュートでした。1967年生まれのマラン氏はパリコレで注目されている成長株。エスニックとフェミニンのミックステイストが持ち味です。
今年はブラジル出身デザイナーの服が注目されていますが、この店でもブラジル人デザイナーをメーンに据えていました。とにかく一押しが「ドロソフィラ(Drosofila)」。南米らしい、涼しげなコットンガーゼや透ける素材を多く使っています。コットンガーゼで作った、ベビードール風のレース付きのワンピース。エンパイアラインのブラウス。どれもキュートです。
そして、何と言ってもプライスです。大半の商品が1万円台なのです。これは絶対売れると思いました。
中でも私が一番気に入ったのが、サロペット形のワンピースです。南国っぽいフラワープリントのサロペットが欲しかったのですが、残念なことに完売。無地の白しか店頭になかったのです。1万9950円というプライスはリーズナブルなので、やはりすぐ完売してしまったのですね。
「コンバース オールスター」のハイカットスニーカーに、南国フラワーのプリントが施された「ドロソフィラ」バージョンも1万4700円とリーズナブルです。同じくブラジル人デザイナーの「エリカ・イケジリ(Erica Ikezili)」のレインボーカラー調のトップスもラテン系のカラフルな色使いで夏気分です。
新進気鋭のデザイナーの作品を集めているお店ですが、トンガリすぎず、どこかキュートなものを取り入れています。ブームになりつつあるブラジルデザイナーをチェックするにはうってつけのショップです。「デュアル(dual)」とは、英語で「二つの」という意味です。
2005/04/21
[連絡先]
店舗 dual(デュアル)
住所 渋谷区神宮前5−12−14表参道PLANET 1階
電話 03−5468−8635
URL http://www.dualtokyo.com
|