たまに古着屋さんをチェックすると、ヴィンテージの掘り出し物があったりします。昔からある老舗の古着店が東京・原宿の「シカゴ(CHICAGO)」。とにかく信じられないくらい安い。
今年の冬は、「ヴァレンティノ(Valentino)」のヴィンテージ物のカシミヤニットを何と1980円で手に入れてしまいました。サテンとベルベットのパッチワーク付き。なっ、何でこのプライスなのか。見つけた瞬間はもう飛び上がりそうになるぐらいの感動でした。
「シカゴ」のお客さんは若者ばかりで、大人にはちょっと入りづらい雰囲気があります。でも、たまに掘り出し物が混ざっているので、私は時々、チェックしています。
そのほかにも、ちょっと個性的な古着屋があります。その一つが渋谷にある「ラウジー・バロック(Rosy-Baroque)」です。マンションの6階にあり、表に看板がないため、分かりにくくなっています。
宝石箱を開けたかのような、キラキラした空間です。天井からはアンティークなシャンデリアがいくつも下がっています。狭い店内には壁に帽子やバッグ、アクセサリーが並べられています。「オペラ座の怪人」に出てくるようなマスクも飾ってあります。
「甘く官能的な1920年〜40年代の女優」をイメージしたショップだそうです。タイムスリップした感じを受けます。主なアイテムは女らしいワンピースやスカート。ジュエリーがかなり充実していました。
それにしても、若い人は時間を惜しまず、いろいろな店巡りをしているなぁと、つくづく感心。そう言えば、私も学生のころは原宿や下北沢の店巡りをよくしたことを思い出しました。今は学生のころみたいには時間がないけれど、たまには古着屋さんをのぞいて、いい物を発見したいなと思います。
2005/04/11
[連絡先]
店舗 シカゴ(CHICAGO)
住所 渋谷区神宮前6−31−21 オリンピアアネックスビルB1
電話 03−3409−5017
店舗 ラウジー・バロック(Rosy-Baroque)
住所 渋谷区神南1−12−14 星ビル6F
電話 03−3463−7809
|