話題のブランド「ドレス・キャンプ(DRESS CAMP)」の初の路面店がオープンしました。2階にあるラウンジ「stair(ステア)」でランチをしてきました。
店内の内装は、日本を代表する空間デザイナー、片山正通氏がデザインしています。クールで都会的なデザインです。
2階の入口では黒のスーツを着たマネキンがお出迎え。一瞬、人かと思います。通路の壁には「ドレス・キャンプ」のショーでモデルがかぶったヘルメットのパネル写真が並んでいました。
壁や天井のペイントはペイントアーティスト・倉科昌高(くらしな・まさたか)氏によるものです。彼はフリーランスのイラストレーターとして活躍しながら、1993年ごろからヘルメットのカスタムペインターになったそうです。
モダンなキャバレーラウンジのイメージ。たくさんのボトルが並んだバーカウンターや、革張りソファーのVIPルーム、DJブース、ピアノがあり、ゴージャスな雰囲気です。そうかと思えば、テーブルや椅子はすっきりしたデザインで落ち着いています。昼と夜でずいぶん違った印象になりそうです。
ランチメニューは1200〜1800円の3種類。サラダ、スープ、メーンディッシュ、パン、ドリンクのコースです。プラス200円でデザートが付きます。青山という土地柄、この値段はお手頃です。
私はサーモングリルのランチをオーダーしました。肝心のお味は少し薄めで、ちょっと物足りない感じがしました。基本はフレンチです。
ただ、カトラリー(食器)はとても上品なものを使っていて、ランチタイムでもラグジュアリーな雰囲気を楽しませていただきました。ホールスタッフの方の対応もホテル並みの丁寧さでした。
トイレにはタオル、綿棒、あぶら取り紙、「モンダミン」がセットしてありました。感動。リーズナブルなお値段で、ここまでのサービスはなかなか受けられません。昼間にゆっくりくつろぎたいときにおすすめです。夜はバー感覚でムードを楽しめる空間だと思います。
1階の「ドレス・キャンプ」のウインドーディスプレーには、コレクションで使われた、倉科氏ペイントのヘルメットをかぶったマネキンが2体飾ってありました。店内はゴージャスなサロン風。床に置かれた「等身大」のライオンのオブジェ3体も迫力十分です。
路面店だけあって、コレクションラインが充実していました。レディースとメンズの割合は6対4ぐらい。スパンコールでトリミングしたスポーティーなニットと、袖がラッフルになっているVネックのカーディガン(4万円ぐらい)が気に入りました。
[連絡先]
店名 stair(ステア)
住所 港区南青山5−5−1 2階
電話 03−5778−3773
備考 「ドレス・キャンプ」は同ビル1階
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