「ラフォーレ原宿」がリニューアルオープンしました。正面入り口前はいつも通り、待ち合わせの人や、たむろする人がいっぱいです。
店内に入って、まず最初に目に入ったのは、「アッシュ・ぺー・フランス(H.P. FRANCE)」グループが展開するセレクトショップの「アッシュ・ぺー・フランス・ブティック」。「rooms」展示会場で見た、アルゼンチンのブランド「トラマンド(Tramando)」を店全体で打ち出していました。
春夏商品だったので、展示会で見た秋冬商品よりもっとカジュアルで軽い感じの商品が多く、目を引きました。プライスもスカートが1万5000円ぐらいで、「ラフォーレ」の客層に合っていると思いました。
1階には「mican H.P. FRANCE exclusive」もあり、ここではさらにラグジュアリーな商品セレクトをしています。1階にもかかわらず、同じフロアのほかのブランドに比べて、少し店に入りづらい感じの高級感があります。
地下1.5階〜5階まで、とにかくいろいろなブランドが入っていますが、特に私がお薦めしたいフロアは3階です。ここには浅草橋のアクセサリーパーツ専門店「貴和製作所」のお店がオープンしました。
クリスタルの高級ブランド「スワロフスキー(Swarovski)」を中心としたアクセサリーパーツ専門店です。完成したアクセサリーではなく、部品や素材を選ぶ人の想像力をふくらませる環境を、というショップコンセプトが新しい。
店内はかなり広いスペースで、天井にはゴージャスなシャンデリア。「スワロフスキー」などの石がガラスケースの中に並べられ、優雅に選べます。それぞれの素材で作った完成品サンプルが置いてあり、プロでなくても発想が刺激されそうです。まるで自分がデザイナーやクリエーターになってパーツを選びに来たかのように。
少し大きめのクリスタル風な石がとても素敵でした。穴がちゃんと開いているので、自分でチェーンかひもを買って付ければネックレスに。素人をクリエーターに変えてしまう新スタイルのショップです。
3階にはほかにも、ファッション感覚のランジェリーを中心にセレクトした青山の隠れ家的なセレクトショップ「Defo」や、世界各国からアクセサリーを集めた、装飾主義がテーマの「too much」など、新感覚の店がオープンしました。
地下0.5階の「Language」、1階の「シー・バイ・クロエ」、2.5階の「Side by Side」、3階の「アモナヴィー」「ysh(イッシュ)」「Mixte」、3.5階の「ZOOL」「パラビオン」、4階「C.C.カントリー」などが目に留まりました。若い人たちだけが楽しむのはもったいない、たまには大人もラフォーレに行ってみては。人混みで疲れたときは、2.5階の「CAFE de F.O.B.」で一休みするのもおすすめです。緑の多いオープンエアの空間は原宿じゃないみたいで、のんびりできます。
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