知り合いのイラストレーター、MISAOさんの個展「New Aeon」のオープニングパーティーに行って来ました。場所は話題のセレクトショップ「KOROMO BY RICO(コロモ・バイ・リコ)」。東京・表参道の複合ファッションビル「エスキス(ESQUISSE)表参道」の2階にあります。
MISAOさんのイラストはロックとファッションが混じったような感じ。ところどころにスピリチュアルな雰囲気もあります。「大人の不良」っぽいテイストで、MISAOさんの生き方そのものが出ているような気がします。
「アナ・スイ(Anna Sui)」のTシャツやセレクトショップ「ガルシア・マルケス(Garcia Marquez)」のイラストも手掛けていました。彼女は学生時代にバンド活動をしていて、卒業後、ニューヨークに住んでいました。その後、英国やイタリアを放浪して帰国。現在はイラストレーターとして活躍中です。2004年はスカル(どくろ)柄がブレイクしましたが、MISAOさんは昔からスカラ柄をイラストの中にミックスすることが多く、ブームの先駆けと言えるでしょう。
今回の個展で展示されていた作品はすべてモノクロの作品でした。黒い線だけで描かれたイラストはとても繊細。退廃的な雰囲気も漂います。特に女性画がジプシー女性みたいで、私は個人的に気に入りました。「KOROMO BY RICO」店内の冷たいシルバーの内装ともマッチしていました。
実際のMISAOさん自身は作品のイメージ通り、いつもかっこよくジーンズをはきこなし、スタイルも抜群で日本人離れしてます。見た目はタトゥーも入っていてかっこいい女性ですが、話すととてもかわいらしくて、いつもやさしく気配りをしてくださる素敵なレディーです。
この日は晴れの場ということで、いつものジーンズ姿ではなく、ミニスカートで女らしい感じでした。以前手がけていたタトゥーのデザインもバタフライやハートなど、フェミニンなデザインがお得意でした。
会場には「KOROMO BY RICO」を手がけるスタイリストの一人、望月唯(もちづき・ただし)氏をはじめ、たくさんのファッション関係者が姿を見せていました。かつて一世を風靡した東京・芝浦のクラブ「GOLD」で人気だったDJ EMMAがDJをしていて、音楽も文句なしでした。
「KOROMO BY RICO」は、望月氏と三田真一氏、長瀬哲朗氏、渡辺康裕氏の4人のスタイリストが国内外を問わずセレクトしたアイテムを集めた、期間限定の提案型セレクトショップです。様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションで限定アイテムも手がけています。店内の一部スペースを個展や展示会に貸し出すこともしています。
MISAOさんの個展は2月13日(日)まで開催中ですので、ぜひ行ってみてくださいね。
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